ネット信用取引
委託保証金
信用取引では、一定以上の委託保証金を当社に差し入れていただきます。
新規建てには次の両方の条件を満たす必要があります。
- 最低委託保証金額:30万円。
- 委託保証金率(建玉の総額に対する委託保証金の割合):30%(うち現金10%)
- 信用取引の利用が過度であると金融商品取引所が認める場合や、当社の判断により、委託保証金率の引き上げの措置をとることがあります。
- レバレッジ型ETF等の一部銘柄や市場区分、市況により、30%を上回る委託保証金が必要な場合があります。(2023年1月10日以降の新規建てよりレバレッジ型・ダブルインバース型ETFおよびETNの信用取引に係る委託保証金は、買付価格あるいは売付価格の60%以上が必要となります。)
委託保証金の計算
留意点
委託保証金の額は、このように計算します。
- 建玉を反対売買した結果発生した損金のこと。(同一受渡日に益金がある場合は差引きます。)
- 「売買手数料・諸費用等」をご覧ください。
- 保証金に自動振替される金額に限る。
保証金の振替え
保証金はお客さまの画面操作により預り金から振替えていただく必要があります。インターネットトレードまたはスマートフォンサービスでのみ、受付けております。
「振替依頼」をご覧ください。
最低維持率
相場変動により委託保証金率が変動しますが、25%を下回った場合は追加保証金(追証)を差し入れていただく必要があります。
「追加保証金(追証)」を参照ください。
代用適格有価証券、代用掛目
「代用有価証券」をご覧ください。
委託保証金に係る留意点は以下の通りです。
- 引出し
- 引出可能額以上の委託保証金(代用有価証券含む)の引出しはお受けできません。
- 成行注文における計算方法
- 成行注文(買い建て)発注時、当該銘柄の値幅制限の上限で必要保証金を計算いたします。
- 新規売り建て注文における計算方法
- 成行・指値に関わらず、当該銘柄の値幅制限の上限で必要保証金を計算いたします。
- 反対売買に伴う益金
- 反対売買により発生した利益は、約定日より委託保証金として新規建て取引にご利用いただけます。
- 反対売買に伴う損金
- 反対売買に伴う損金は約定日より委託保証金の現金余力から減額されます。
お客さまの委託保証金の現金余力部分で充当できない場合には、約定日の2営業日後までに別途不足分の入金が必要となります。 - 日計り取引を行った場合
- 日計り取引を行った場合、委託保証金は返済により解放されるため、新規建てに当日からご利用いただけます。
- 保証金自動振替
- 同一受渡日の信用取引、現物取引の売買を合算し、プラスの場合は預り金から保証金へ、マイナスの場合は保証金から預り金へ自動的に資金を振替えます。
- 代用有価証券を売却した場合も保証金に自動的に振替えられます。
売却代金の出金をご希望の場合、お客さまの手続きにより預り金へ振替え後、出金をお申込みください。
- 代用有価証券を売却した場合も保証金に自動的に振替えられます。
- 値洗いによる保証金余力不足
- ネット信用口座ではサービス時間終了後に値洗いされるため、値洗いの結果によっては翌日向けの予約注文発注に必要な保証金余力が不足する場合があります。この場合、注文は取消されます。
- その他の留意点
- 取引所等における委託保証金率の変更や、個別銘柄の取引規制による委託保証金率の変更が行われた場合、または当社の判断により、当初設定した委託保証金率を変更することがあります。