買付可能額
買付可能額の計算
外国証券の買付可能額
「買付可能額」は、MRF・お預り金から、当日すでに行っている買付注文の概算受渡金額、約定済みの買付代金やご出金額を差引き、約定済みの売却代金を加えた金額です。
- 株式等のご注文後に、金融商品取引所による即日現金規制が実施されたり、制限値幅が通常より拡大された場合など、精算代金が不足することがあります。こうした場合、別途ご入金をお願いする場合があります。
- 買付可能額は、自動振替契約およびAPIサービスの有無により異なります。
買付可能額 | |
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自動振替契約なし | MRF・お預り金、外貨預り金などから概算の買付金額、約定済みの買付代金や出金額を差引いた金額です。 |
自動振替契約あり (APIサービスなし) |
MRF・お預り金、外貨預り金および自動振替契約をしている銀行預金口座の前営業日19:00時点の預金残高などから概算の買付金額、約定済みの買付代金や出金額を差引いた金額です。 |
自動振替契約あり (APIサービスあり) |
MRF・お預り金、外貨預り金および自動振替契約をしている銀行預金口座の預金残高(インターネットトレード、スマートフォンサービスにログインした時点*1)などから概算の買付金額、約定済みの買付代金や出金額を差引いた金額です。 |
- ログインがない場合は前営業日19:00時点の預金残高
- 銀行預金口座との自動振替契約を結ばれているお客さまは、契約先銀行口座の預金額もチェックの対象とします(銀行口座の預金額の加算については当社のルールによります)。
お預り残高 #自動振替サービス(マネフリ)をご契約のお客さまの買付可能額
- 一部の商品、お取引では買付可能額から概算受渡金を差引くタイミングが異なりますのでご注意ください。
発注タイミングによる買付可能額の減算タイミングと注文の取扱い
ご留意ください
- 特定口座の「源泉徴収あり」をご利用の場合、約定時に前営業日基準の取得コストを用いて譲渡益税相当額を計算し、いったんお預りさせていただきます(年間譲渡損は考慮しておりません)。譲渡益税は約定日の翌日06:00に確定します。確定後、余分にお預りしていた場合は買付可能額にお戻しします。
- 譲渡益税が当初お預りしていた譲渡益税相当額を超過し、かつMRF・お預り金残高が不足した場合は、不足額を受渡日までにご入金いただきます。
- 当日に日計り取引を行った等で前営業日基準の取得コストが無い場合は、約定時に譲渡益税の最大金額相当額(取得コストをゼロとみなした場合の譲渡益に対する譲渡益税相当額)をいったんお預りさせていただきます。
- 買い増しの場合、取得コストの値洗いは考慮せずに、前営業日基準の取得コストで譲渡益税相当額を算出します。
- 11営業日目以降の受渡しとなる注文を行った場合、当該代金は翌日の06:00に買付可能額から差引かれます(注文当日は差引かれません)。上記に該当する注文を行っている場合は、お取引内容によっては不足金が生じる場合がありますのでご注意ください。
- ご入金が買付可能額に反映するのは当社が確認できた時点です。 「入金 #入金の反映タイミング」を参照ください。
- 買付可能額からの資金拘束には、お取引店でのお取引を含みます。ただしお取引店での一部お取引については、発注または約定と同時に概算受渡金額や買付代金が差引かれないものがあります。また差金決済取引となる場合の売却代金は含みません。
- 買付可能額からの資金拘束には、出金申込金額を含みます(お取引店への出金依頼については、画面への反映に時間がかかることがあります)。
- 外貨決済のお取引では、買付銘柄の各通貨の外貨お預り金が必要です。外貨建MMFのお預りを買付代金に充当する場合は、事前に外貨決済にて売却し外貨お預り金としておくことが必要です(15:00までに売却注文を発注した場合、売却代金が外貨お預り金の買付可能額に反映されるのは原則翌営業日です)。
- 買付注文は、受渡日における買付可能額の範囲で承ります。
円貨決済のお取引ではMRF・お預り金、外貨決済のお取引では買付ける銘柄の各通貨の外貨お預り金が必要です。 - 外貨振替から外貨お預り金に振替えることが可能です。
また外貨建MMFのお預りを買付代金に充当する場合は、事前に外貨決済にて売却し外貨お預り金としておくことが必要となります(15:00までに売却注文を発注された場合でも、売却代金が外貨お預り金の買付可能額に反映されるのは翌営業日となるため、売却注文発注日当日は、外貨建MMFの売却代金での買付注文発注はできません)。
外国株式を買付ける場合のご注意
- 米国株式はアメリカドルの外貨お預り金、香港株式は香港ドルの外貨お預り金が必要です。必要金額は、計算時の端数調整のため、外貨約定金額に0.015%を上乗せした額を元に算出した概算受渡金額となります。「注文単価×注文数量×1.00015+現地委託手数料・現地諸税+国内取次手数料+消費税相当額」で算出した概算受渡金額がないとご注文を承ることができません。
外国投資信託を買付ける場合のご注意
- 平日00:00~03:00、16:00~24:00および土日・祝日に買付けの予約注文を行った場合、翌営業日07:45(平日00:00~03:00の場合は当日)までの間、買付可能額から注文金額は減算されません。翌営業日07:45の時点で買付可能額が注文金額を下回る場合、注文は受付けられず「発注エラー」の表示となります。
買付けの予約注文を行った翌営業日07:45以降に注文状況を必ずご確認ください。 - 複数商品の予約注文を発注した場合、注文の発注時間順に翌営業日買付可能額から注文金額が減算されます。ただし外国商品と国内商品の予約注文では国内商品の注文分から先に減算されます。
新発外国債券を買付ける場合のご注意として、「発注タイミングによる買付可能額の減算タイミングと注文の取扱い」をご覧ください。
外貨建MMFの買付可能額については、「外貨建MMF 買付可能額」をご覧ください。