W指値®
「W指値®」は、ネット信用取引口座で利用できる自動売買の種類の一つです。
W指値®とは
利用例
指値注文と逆指値注文の両方を同時に設定できる方式です。設定した条件に合致した場合、逆指値として指定した条件に訂正されます。
- 成行、指値、不成の指定が可能です。
- 株価以外にも日経225やTOPIXなどの指数を発注の条件として指定することができます。
指定できる注文の有効期限
成行 | 指値 | 不成*1 |
---|---|---|
「当日」または「繰越注文」 | 「当日」のみ |
- 指値出来ず引け成行
留意点
- 「W指値®」は、上場初日は利用できません。
- 繰越注文において、逆指値で指定した条件に合致しない場合、元の指値注文の有効期限の間は注文が継続されます。逆指値で設定した条件に合致し、指定した条件に訂正された逆指値注文が当日不出来となった場合、有効期限内は訂正後の価格による注文が継続されます。
- 買付注文発注時は、元の指値注文と逆指値注文の価格のうち大きいほうの値で買付可能額を減算します(成行・不成選択時にはストップ高で計算します)。繰越注文時、有効期限内は営業日ごとに買付可能額の再計算が行われます。従って買付可能額が不足した場合は、当該注文は取消されます。
例1
2,500円になったら売りたいが、2,300円を下回ったら損失が拡大する前に成行で売りたい。
例2
2,500円になったら売りたいが、2,300円を下回ったら2,290円で売りたい。
どちらの条件も満たさなかった場合は大引けで売りたい。
留意点
元の指値注文で成行を選択することはできません。
- 元の指値注文で指値を選択した場合、逆指値注文は、成行もしくは指値を選択できます。有効期限は「当日」または「繰越注文」を指定できます。
- 元の指値注文で不成を選択した場合、逆指値注文も不成となり有効期限は「当日」のみとなります。