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±指値®(プラマイ指値)

「±指値®プラマイ指値)」は、ネット信用取引口座で利用できる自動売買の種類の一つです。

±指値®(プラマイ指値)の概要、指定できる注文の有効期限は次の通りです。

種類概要指定できる注文の有効期限
始値±指値 当日の始値からプラスまたはマイナスの値段を指定し、指定条件になったら成行注文もしくは設定した値段で発注する方式です。 「当日」または「繰越注文」
終値±指値 前日の終値からプラスまたはマイナスの値段を指定し、指定条件になったら成行注文もしくは設定した値段で発注する方式です。
約定±指値 Uターン元注文の約定単価からプラスまたはマイナスの値段を指定し発注する方式です。 指定不可
(Uターン元注文の有効期限と同じ)
約定±逆指値 Uターン元注文の約定単価からプラスまたはマイナスの値段を逆指値で指定し発注する方式です。
約定±W指値 Uターン元注文の約定単価を元に「約定±指値」と「約定±逆指値」の注文を同時に発注する方式です。

留意点

  • 「終値±指値」の基準となる値段は、金融商品取引所発表の基準値段、最終気配、権利落修正理論価格から、株式会社QUICKおよび当社が採用した値であり、前日終値とは異なる場合があります。
  • 「始値±指値」「終値±指値」の繰越注文時、条件に合致しない場合、有効期限内注文は継続されます。条件に合致し金融商品取引所に執行された注文が当日不出来となった場合、翌営業日以降再度設定した条件に合致するまでの間は金融商品取引所に注文は執行されず、有効期限内は±指値注文が継続されます。
  • 「始値±指値」「終値±指値」発注時は、買付注文発注と同時に買付可能額からストップ高で計算された概算受渡金額が減算されます。繰越注文時、有効期限内は営業日ごとに買付可能額の再計算が行われます。従って買付可能額が不足した場合は、当該注文は取消されます。
  • 「約定±W指値」は、上場初日は利用できません。

始値±指値の例

株価が「始値+50円」以上になったら、成行で買いたい。

始値±指値の例

終値±指値の例

株価が「終値-50円」以下になったら、「終値-49円」で売りたい。

終値±指値の例

約定±W指値の例

指値530円で、11営業日先までの買いの繰越注文を出しておき、この買付注文が約定したらUターン注文®を発注する。 このUターン注文®で、「約定単価+50円」で指値をしつつ、もし「約定単価-20円」以下になったら損失が拡大する前に成行で売りたい。

約定±W指値の例